ICT利活用による優良事例や、地域社会の発展に繋がる取組等を表彰する「滋賀ICT大賞(旧称 滋賀Web大賞)」を開催してきました。

今年度はこれまでの募集スタイルを変え、「デジタルを活用した地域課題解決事例選」として、県内の様々な取組事例を募集します(2月1日追記:募集は終了しました。たくさんのご応募、誠にありがとうございました)

(3月5日追記:事例10選を公開しました。詳細は以下ページをご覧ください)

テーマ「コロナ禍で浮き彫りになった地域課題に、デジタルを活用して解決した取組」

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、いわゆる「新しい生活様式」でのライフスタイル、ワークスタイルの確立が求められています。しかし、それぞれのコミュニティが抱える様々な状況によって、コロナ禍において改めて地域の課題が浮き彫りになったり、新しい課題が生じている中、様々な試行や取組が行われています。

そこで、コロナ禍で浮き彫りになった地域課題に、ICT(インターネットやスマホ・PC・タブレット、SNSやWebサービス・システム等)によるデジタルを活用して解決した取組あるいは解決に向けた取組をテーマに、県内でのさまざまな事例を募集します。

応募例

【自治会やサークルなど】

緊急事態宣言下で対面での集まりが難しくなっていたところ、LINEやZoomなどを活用してオンラインでもグループでのコミュニケーションを行えるようにした

【飲食店や商店街など】

キャッシュレスやオンラインデリバリーを導入することで、コロナ禍でも非接触での接客を行えるようにして、安心して来店してもらえるようにした

【ライブやイベントなど】

ウォークラリーのイベントをオンラインチェック制にすることでいつでも参加できるようにして、イベントの密集化を避けた

(或いはこれらの取組みに関する支援事例もOKです。スマホ教室やコンサルティング、伴走支援の事例もぜひご応募ください)

賞金

優秀賞 5万円(10件を上限に選定します)

募集期間

令和4年1月31日(月)まで

エントリー資格

応募内容の取組に関する実施当事者であれば、実施要綱「5 エントリー資格」に掲げた7項目に該当する者を除き、どなたでもエントリーすることができます。県内外・個人団体の別は問いません。なお、本事例選実施要綱のすべての条項に同意していただくことが応募の条件となり、応募により同意したものとみなします。

審査基準と審査方法

  1. 効果性
    応募内容が当該地域課題解決にどれだけのインパクトをもたらしうるか
  2. 先進性・ユニーク性
    応募内容における技術活用がユニークか
  3. 公益性・継続性
    応募内容が他の地域活動の参考になりうるものか

これらの基準を踏まえて、事務局員による1次審査(書面)と審査員による2次審査(インタビュー)を行います。これらの審査・採点により、合計点の高い上位10件を「優秀賞」として選出します。

2次審査について

  • 実施方法:オンライン会議(Zoom)形式によるインタビュー(15–20分)
  • 審査日時:2月22日(火)10:00–15:00、2月23日(水)10:00–15:00 (このなかから15–20分、応募者と調整のうえ決定します)

審査員(五十音順)

酒井 道

滋賀県地域情報化推進会議会長

本務は、滋賀県立大学地域ひと・モノ・未来情報研究センター長です。種々の地域課題解決に対してどのようにICT関連技術を生かせるか、地域の皆様と取り組んでいければと思っています。

仲野 優子

認定NPO法人しがNPOセンター専務理事 / NPO法人NPO政策研究所理事・研究員

1998年より中間支援組織としてNPOや地域コミュニティ支援を行う。2005~2017年:立命館大学非常勤講師、2015~2020年:滋賀大学社会連携研究センター客員研究員。東近江市地域情報化計画作成業務(2009年度)、甲賀市自治振興会「地域カルテ」作成支援業務(2018年度)などに関わる。

松村 亮平

NPO法人コミュニティリンク理事

スタートアップでエンジニアを経験後、テクノロジーの社会実装による地域・社会課題の必要性を感じ、NPO法人コミュニティリンクに参画。民間企業と自治体が協働する社会課題解決プロジェクト「Urban Innovation JAPAN」の立ち上げ時から全国展開に至るまで、一貫して本事業に携わっている。趣味は神社巡り。滋賀県彦根市出身。

エントリー方法

Webフォーム、Eメール、FAX、郵送、いずれかの方法でエントリー可能です。様式は特に問いませんが、以下の5点を簡潔(それぞれ100字程度を目安。このうち1〜3は記載必須)に記載してください。別途資料による補足説明を行っても構いません。

  1. 応募者が取り組んでいる地域活動もしくは事業概要
  2. コロナ禍で生じた課題
  3. 2に対する解決内容(ICTのツール等を活用していることがわかるように)
  4. 解決によってもたらされた地域活動の効果(任意)
  5. 取組がわかるウェブサイトのURL(任意)

また、エントリーに際しては、必ず応募者に関する以下情報を記載してください。これらの記載がない場合はエントリーとして受け付けません。

  1. 氏名(団体応募の場合は応募担当者名)
  2. 団体名(個人応募の場合は不要)
  3. 住所(団体または応募担当者のもの)
  4. 電話番号(同上)
  5. Eメールアドレス(同上)
  • このコンテストは県外の方・団体であっても応募可能です。ただし、暴力団または暴力団員などの反社会的勢力が関係する個人・事業者の応募はできません。
  • 「滋賀Web大賞」「滋賀ICT大賞」の受賞歴がある事例は、募集内容の対象外とします。
  • 政治活動、宗教活動を目的とした事例は、募集内容の対象外とします。

本事例選に関するお問合せ

以下のフォームからお問い合わせください。

過去のICT大賞受賞作品について

過去のICT大賞受賞作品については、以下ページをご覧ください。