滋賀ICT大賞2020「滋賀データアイデアチャレンジ」

2020年度は「滋賀データアイデアチャレンジ」とし、「滋賀県や関係機関が持つ(持ちうる)データの利活用」に係るアイデアの提案を募集しました。募集テーマは「健康増進」とし、どのようなデータがあれば、そのデータを活用してどのような取組み・事業・サービスが展開できそうか(想定可)を、自由に記入していただきました。

なお、ここで応募されたアイデアについては、令和3年度の滋賀データ活用LABにおける展開の参考とするほか、県で公開できそうなデータのアイデアについては、公開に向けた協議を行うこととしています。

  • 募集期間:2020年12月1日〜2021年2月14日
  • 応募件数:14件

最優秀賞

中土真奈「マクロde健康!ヘルシーシティ計画」

飲食店(ランチ営業の店舗、弁当屋)とそれを利用する働き盛り世代が主なターゲット。飲食店のメニューをまとめ、オーダーごとに摂取した栄養素が累計され、最終的にきれいな三角形に近づけるようにするというアイデア。

優秀賞

  • 株式会社ドコモCS関西 滋賀支店「規則正しい生活」への滋賀県版睡眠モデルデータの活用
  • 黄瀬清典「自転車県・滋賀」

滋賀ICT大賞2019

  • 募集期間:2018年12月19日〜2019年4月12日
  • 応募件数:13件

最優秀賞

伊藤祐聖「5374.jp for Ritto ~中学生と連携したデータ制作・活用~」

5374.jpは、ごみの日を簡単に確認できる、シビックテックの取り組みの代表例としてよく認知されているWebアプリケーションです。同アプリケーションは、Code for kanazawaのライセンスの下でオープンソース化されており、金沢から各地へと広がっています。
このたび応募する5374.jp for Rittoは、高校生が一人で栗東市へ移植して開設したものです!!! さらに、2018年度から運用を開始したサービスが新年度を迎えるにあたり、栗東市にはゴミの日のオープンデータがないことから必要となる紙面のゴミの日カレンダーからデータを制作する作業を、地元の中学校の技術部と協力して行いました! この活動は、生徒(学生でなく)がITを用いて自発的に市民活動に参加していく、これからのモデルを提示する先行的な取り組みであると言えるでしょう。

佐藤根正毅・消費生活センター「ネットの罠体験ショップ」

オレオレ詐欺や架空請求ハガキ等の被害が社会問題となる中、大手通販サイトをそっくり模倣した偽の詐欺サイトが確認される等、その手口は一層巧妙化高度化しています。こうした状況に対応するためには、これまでのようなパンフレット等を使った地道な注意喚起だけでは不十分であり、思い切った内容と新たな手法が必要と考え、ICTを活用した体験型教育サイトを立ち上げました。
当サイトは消費者が受入れ易いように普段の生活にあるリアルなネットショップを再現しています。直観的に触れ自分の頭で考え、ハッと”罠”に気が付いた段階で、批判的に見る目が養われ学習効果が生まれると考えます。
消費者に情報を届け被害を減らす事を最優先とし「役所が何を作っているのか」とのお叱りや炎上も覚悟の上で斬新な発想で制作したものです。メディア、雑誌にも「センターが偽サイト作成」と人目を引く見出しで取り上げられ、2月間で2万件を超えるアクセスを達成しましたが、幸い批判的な意見は皆無で、逆にブログやsnsでは称賛のコメントを驚くほど大勢の方からいただいています。
体系的マニュアル的なカッチリした教材も必要ですが、「近づいたらダメ触ったらダメ」と受動的に理屈で教えるだけでは身につかず被害を減らすことはできません。ドキドキ感、緊張感を持って自ら実際に体験し、”偽”被害を受ける事で現実の被害は受けない、いわばICTを活用した予防接種となれば幸いです。

優秀賞

滋賀ICT大賞2018

2018年度は「地域・産業活性化」「生活安全」「生産性向上・行政サービス革新」「教育」「ICTインフラ」それぞれに部門を設けて、募集を行いました。

  • 募集期間:
  • 応募件数:11件

最優秀賞

株式会社AIoT「湖西線遅延予測LINEボット『オクレール』」

湖西線は「比良おろし」と呼ばれる強風や降雪のような気象状況、沿線のイベントでの混雑を始め様々な要因で遅延します。私達はAIで遅延を予測し、前もって遅延確率を知ることができるアプリを開発しました。

優秀賞

  • 有限会社ウエスト「シガ・マンマ」
  • 守山市立図書館「守山市立図書館ICTアクションプラン」
  • 草津市立渋川小学校「テレビ会議システムを活用した環境学習の全国交流事業」

滋賀ICT大賞2017

これまで「滋賀Web大賞2010」から「滋賀Web大賞2016」まで、7回にわたってホームページコンテストを実施してきましたが、近年の地域情報発信のためのICT活用方法の多様化に対応するため、「アプリ・オープンデータ・ビッグデータの部」と「アイデアの部」を応募対象に追加し、名称を「滋賀ICT大賞」と改称して、しました。

  • 募集期間:2017年2月15日〜4月15日
  • 応募件数:

最優秀賞

株式会社BSCインターナショナル「Tourdu lac『世界一あたたかい湖へ、ようこそ』」

Tour du Lac Biwaでは、訪日外国人の方を対象に、風光明媚な琵琶湖の湖西地域を巡る、生活文化体験型のツアーを提供しています。表現方法にもこだわった英語の文章と美しい写真で、滋賀の魅力を世界へ発信しています。

近江八幡市総合政策部文化観光課「近江八幡観光アプリ『たびなび近江八幡』」

「たびなび近江八幡」では2つのサービスを楽しめます。1つは近江八幡を巡ってキャラクターを集めると「びわこテンプレート」がもらえる「スマホでぷちトリップ」、もう1つは市内観光施設情報を英語で聞くことのできる「音声ガイダンス」です。またアプリのアクセスログ情報にて利用者の移動トレースを把握でき、その分析にて今後の観光施策に活かすことも可能です。

認定特定非営利活動法人 eネットびわ湖高島「びわ湖源流の郷(滋賀県高島市)」

2014年に地域活動団体部門にて優秀賞をいただいた「びわ湖源流.com」が技術的に陳腐化した為、レスポンシブウェッブ技術、SSL暗号化通信方式の対応を行って再構築した。また、記事を増補した。

優秀賞